花粉症の完治を目的にした治療(減感作療法)

花粉症の治療方法に減感作療法というものがあります。減感作療法は予防や対策ではなく花粉症の根本的な完治を目的としています。ですから減感作療法を行う人は、すでに花粉症の薬や他の治療法では効果が出ない人が行うケースが多いと思います

治療方法は、体を花粉に慣らしていこうとするものです。ここでは減感作療法についてご紹介したいと思います。

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花粉のエキスの濃度を薄くして少しずつ少しずつ濃度を濃くしていき、身体に注射で入れていくことで、身体が花粉に対して抵抗力をつけていきます。抵抗力がつくとアレルギー反応を起こしにくくなってくるという考えです。これは徐々に徐々に身体を慣れさせていくために、数年単位で治療がかかる可能性が出てきますので、気長に進めることが大切です。

また、花粉症の薬をいくら飲んでも症状が緩和されない人の中には、鼻の中が曲がっていて薬が効かないということがあります。鼻の中が曲がっていると、粘膜が腫れているのか花粉で鼻づまりなのか訳分からなくなりますよね。でも、重度になると大変なのでそうなる前に手術によって鼻の中にある鼻中隔という部分を削ったり、腫れた粘膜のところを切除したりして鼻づまりがおこらないようにするという処置をとる方がいいと思います。

その上、簡単に行える処置としてはレーザーを使って処理をして鼻づまりそのものを起こしにくくしてくれるという治療もあるといいます。

どちらにしても、花粉症に悩んでいる人は一度専門医に見せた上で自分に合った治療方法を受けるようにすることをお勧めします。

花粉症とは

1月から春先の時期になると、花粉症の方は「また辛い時期になるのか」と考える方がおおいと思います。では花粉症とはいったいどういう病気なのでしょうか?花粉症はアレルギー性の病気の一つです。スギを代表として植物の花粉が体内に入ってしまい目や鼻などの粘膜に付着することで発症する症状のことをいいます。花粉症の症状が出る原因としては、体内に花粉が入ってきたときに、花粉をセンサーの役割をしている抗体が捕まえます。その情報を細胞が受けてヒスタミンという抗体を放出します。これがいわゆるアレルギー反応ということです。

花粉症は誰にでもなる可能性があります。原因としては主に食生活のバランスや住環境が要因となることがおおいようです。それ以外には遺伝的な体質も関係することがあると考えられています。花粉症の症状には様々なものがありますが以下に簡単ですがご紹介してみたいと思います。

【花粉症の症状】

●鼻水がぐずぐずして止まらない

●常時鼻づまり状態で、すっきりしない

●目がかゆくて仕方が無い

●のどがいがらっぽい(またはかゆくて仕方ない)

●全身かゆくなる

●くしゃみが止まらない

●ボーっとして集中力が低下する

●身体がだるい精神的にイライラしてしまう

花粉症の症状は同じ条件の環境であっても個人によって発症する場合と発症しない場合があります。個人の体質に関係するとは思うのですがアレルギー反応が過剰に出てしまう過敏な体質の人に出やすいのではないかと思います。当サイトでは花粉症の予防や対策、治療法などについて説明します。ぜひ参考にして少しでも花粉症の症状を緩和できるようにしてください。

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